交通事故治療◆時間差でやってくる症状
交通事故にあった時
怪我がひどくないから大丈夫・・・と思ったのですぐにいかなかったという方が患者様にもいらっしゃいます
それはとても危険!なのです
事故に遭った直後からひどい怪我を負って動けないとか
意識を失ってそのまま救急車で病院に運ばれたのであれば、
それで診察は受けられますので後になって実は症状がひどかった・・・などということもありません。
しかし、事故に遭った直後、
とりあえず身体に痛みはあっても普通に動けるとか
自覚症状はゼロで自分では全く何ともないと思っていても、
必ず病院に行って医師の診断を受けるべきです。
痛みがないのは、興奮しているせいかもしれません・・・
落ち着いたら痛みがでたり動けなくなることもあるのです
事故直後は大抵の人は、突然のアクシデントに遭遇した事で興奮状態にあります。
そんな時には脳内にアドレナリンという物質が放出され、痛みが軽減されるわけです。
【時間差で症状が現れる症状】
興奮しているから痛みを感じないという怪我のほかに、
明らかに時間差で症状を表す怪我がいくつかあります。
代表的なモノは、脳内出血とムチ打ち症です。
最も危険なのは脳内出血です。
この場合すぐに病院にいっていれば早期発見にもつながり命へかかわることも軽減されます。
そして
時間が経過してから症状が現れる怪我で、
最も有名なのは【ムチ打ち症】です。
ムチ打ち症の正式名称は「頸椎捻挫」
頸部(ようは首周り)に負う、打ち身・捻挫・骨折もひっくるめて「外傷性頚部症候群」と呼ばれます。
ムチ打ち症は交通事故に巻き込まれて、1ヶ月とか半年といった長いタイムラグを経て自覚症状が出ることもあるのです。
もちろん事故直後から、首の痛みを感じる方も珍しくはないのですが、
タイムラグが長かった場合、示談交渉に合意してしまった後に発症してしまう事もあり得るわけで、
そうなると治療費が補償されない可能性もあります。
またムチ打ち症は、しっかりと治療しても完治しないこともあり、
一生治らない場合もありますので、
早期より医師の診察を受け
整骨院・接骨院などで十分な治療をうけておくのが肝心です。
上記のことから
痛くないから大丈夫と自己判断せず
きっちりと診断、治療を受けることをお勧めいたします
苦しい思いや痛い思いをするのはご自分自身ですので、
事故直後自覚症状がなにもなくても必ず早めに病院に行き、医師の診察・整骨院接骨院の治療を受けましょう。
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