もうすぐじめじめとした梅雨がやってきます。
雨の時期はいつにもまして体調を崩す方が多くなります。
特に、交通事故でのむち打ち症・首痛・背中・腰痛といった症状が
梅雨時期にひどくなる方も多いようです。
なぜ梅雨の時期痛みが出るのでしょうか?
主な理由は、気温・湿気・気圧の変化からくるものです。
梅雨の時期が近づいてくると、気温はやや低めになり、湿気は非常に高くジメジメしてきます。
そして雨の日は気圧が下がります。
湿度が上がると、皮膚からの蒸散が妨げられて体内に熱がこもりがちになります。
すると、自律神経は熱を発散させようと代謝を活発化させます。
そうすることで、痛みのコントロールにまで行き届かなくなってしまうのです。
また、雨の日は気圧が下がり、体内でヒスタミンという物質が増えます。
ヒスタミンは体に様々な影響を与えますが、主に、副交換神経への影響と血管の拡張があります。
副交感神経へ影響がおこり、自律神経のバランスが乱れます。
ヒスタミンが増えると関節が炎症を起こし、痛みを発生させます。
自律神経のバランスが崩れている所に更に痛みが加わるため、痛みが強く感じるのです。
気圧や湿度などの環境が変化すると、身体は対応しようとします。
しかし自律神経のバランスが乱れ、気分が落ち込んだり、身体がだるくなり、痛みに敏感になるなどの症状が出てきてしまうというわけです。
痛みがでたら我慢しないで当院にご相談ください。