危険な「あおり運転」の撲滅に向けて

大阪府警よりあおり運転撲滅についての発表がありました。

「あおり運転」は犯罪です!!
道路交通法改正で、妨害運転罪が創設されました。妨害運転を行ったドライバーには罰則が強化されるほか、免許取消しの対象となります。

◆「あおり運転」に対する罰則が創設されます◆

■妨害運転の対象となる行為(10類型)
通行区分違反
急ブレーキ禁止違反
車間距離不保持
進路変更禁止違反
追越し違反
減光等義務違反
警音器使用制限違反
安全運転義務違反
最低速度違反(高速自動車国道)
高速自動車国道等駐停車違反
■罰則
①妨害運転(交通の危険のおそれ)
他の車両等の通行を妨害する目的で、一定の違反(10類型の違反。上記参照)行為であって、当該他の車両等に道路における交通の危険を生じるおそれのある方法によるものをした場合。
3年以下の懲役又は50万円以下の罰金
違反点数 25点
免許取消し(欠格期間 2年) (注意)前歴や累積点数がある場合には最大5年
②妨害運転(著しい交通の危険)
1.の罪を犯し、よって高速自動車国道等において他の自動車を停止させ、その他道路における著しい交通の危険を生じさせた場合。
5年以下の懲役又は100万円以下の罰金
違反点数 35点
免許取消し(欠格期間 3年) (注意)前歴や累積点数がある場合には最大10年

◆車両の運転に際して
車両の運転に際しては、自分のことだけを考えるのではなく、他の運転者に対する「思いやり・ゆずり合い」の気持ちを持ち、心に余裕を持った運転をしましょう。

◆もしも、あおり運転の被害に遭ったら
安全な場所で110番通報を
あおり行為に遭遇した場合は、安全な場所に待避して、110番通報をしてください。
高速道路の本線車道上で停車すると、追突事故の恐れがあり、大変危険です。サービスエリアやパーキングエリア等の安全な場所に待避し、110番通報をしてください。
ドアロックをして窓を開けないで
警察官が到着するまでの間、ドアロックを確実に実施して窓は絶対に開けないようにしてください。

◆ドライブレコーダーの有効活用を
ドライブレコーダーは、交通事故に限らず、あおり運転の被害に遭った場合の有力な証拠となります。
前方だけでなく、後方や車内、全方向を撮影できる高性能なドライブレコーダーも販売されておりますので、有効活用してください。

詳しくはこちら
https://www.police.pref.osaka.lg.jp/kotsu/aori_unten.html

よかったらシェアしてね!
目次
閉じる