運転中のゲリラ豪雨の対処法

残暑がまだまだ厳しい日々が続いています。
先日の雨で少し秋の空気に変わってきたような気がします。

しかし、この時期、気を付けなければいけないのがゲリラ豪雨。
8月中旬以降から9月にかけては、ゲリラ豪雨が多発する時期となります。

もしそのとき、クルマを運転していたら…。
大きな災害や事故に見舞われないために、
運転時のゲリラ豪雨の注意点をご紹介します

①止めやすいところに停車する!
ゲリラ豪雨は、突然バケツをひっくり返したような雨が降ります。
1時間に50mmを超える雨量も多数観測されています。

運転中にワイパーのハイスピードモードにしても外が見にくい(対向車・歩行者など)状況になってしまうこともあります。
雨ぐらい大丈夫だろう、早く帰ろう、などと思いがちですが、とても危険な状況です。
止めやすいポイントを探し豪雨が過ぎるのを待つようにしましょう

②走行速度に気を付ける
車を止めるポイントが見つからない場合には、ポイントまでの移動も注意が必要です。
ライトをハイビームで点灯、スピードを抑え、前車との車間距離をいつもより大きく取りましょう。
大雨の走行は、路面とタイヤの間に水の膜ができる「ハイドロプレーニング現象」というものが起きやすくなります。
この「ハイドロプレーニング現象」が起きてしまうと、ハンドル操作やブレーキが効かなくなり大変危険な状態になります。
また、マンホールやセンターライン、横断歩道など大変滑りやすくなります。
急ハンドル・急ブレーキは厳禁です。
速度を抑えゆっくり走行し、安全な停車ポイントまで移動しましょう

③川沿いや高架下・アンダーパスなど冠水しやすいところを避ける。

ゲリラ豪雨時、道路の冠水が想定されます。
高架下やアンダーパスなどの低くなっている場所は、冠水しやすくなります
また、川沿いの道路も急な増水が予想されるので、通行を避けましょう。

④気象予報などこまめにチェック
アプリやwebなどで現在の位置の情報などをチェックしておきましょう。
ラジオなどでも聞くことができます。

⑤山手では土砂崩れなどの災害にも注意
山手や山道など、土砂崩れの危険性もあります。
土砂崩れは雨が止んだ後にも危険がありますので、情報をしっかりチェックして走行をする必要があります。

●ゲリラ豪雨は早めの察知と安全対策
ゲリラ豪雨が来る前、急に空が暗くなった、雷鳴が聞こえる、冷たい風が吹いた、雨の湿気のにおいがした、
など皆様もご経験があるかと思います。
早めの察知と、安全を心がけることで思わぬ交通事故などを防げることも多くあります。

日ごろから情報のチェック・安全運転・時間に余裕を持つことを心がけてください

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