今年も大阪は猛暑日が続いた8月でしたね。
今年は梅雨の雨量が少ない、、と思ったら、今度は水害級の大雨に見舞われるという
異常気象でした。
全国で40℃を超える気温が観測されるなど、とても暑い夏が続いています。
今年はコロナウィルスの影響で、
お盆休みなどの遠出される方は少なかったようですが、「近場で済ませる」人が多く、
高速道路の交通事故は減っているのですが、一般道の交通事故は大変多くなりました。
私も、8月だけで3件の事故渋滞などを目の当たりにしました。
さて、そろそろ真夏の空気から少しずつ秋の空気へと変わっていく9月ですね。
秋になると毎年夕暮れ時の事故が多発するといわれています。
夏場の日照時間にくらべ、秋口は日没時間がどんどん早くなる時期です。
しかも、「秋の日はつるべ落とし」といわれるように、あっという間に日が落ちて暗くなってしまうのです。
まだ明るいから、と思って走行していると、気づけば真っ暗に!!という経験はありませんか?
「対向車などのライトで気づいて慌ててライトをつけた。」
「なんだか見づらいなぁとおもってライトをつけた。」という経験がおありな人も多いかと思います。
また、そのような状況下で
歩行者や自転車乗用車との接触事故も多発する傾向にあります。
実際に事故を起こした方に聞くと
「自転車が出てきたのが見えていなかった。」
「歩行者が全く見えていなかった。」という方が多いのです。
あっという間に暗くなってしまう秋口は、継続して走行していると暗くなってきている状況に気づきにくい状況にあり
車両のライト点灯や歩行者の反射材使用など、夜間通行のための準備も遅れがちになります。
暗さで視界が悪くなることに加え、こういった夜間通行の準備不足が重なれば、事故の多発につながるのです。
秋口の夕暮れ時の運転は、日暮れが早いということを頭に置いて、早めの点灯を心がけてください。