交通事故◆過失割合は治療費、慰謝料にも影響します

人が怪我をするような交通事故のことを「人身事故」と言いますが、
人身事故では物損の過失割合をなぜか先に決めることが多いようです。

ここでいい加減にきめてしまうと
治療費や慰謝料の話し合いにも影響してくるので注意しなければなりません。

過失割合については物損の段階から妥協してはいけません。
相手から「とりあえず物損の過失割合を決めましょう」や「物損と人身は別々に決めましょう」 などと言われても、
安易に信じてはいけませんね。

なぜなら、実際に人身についての過失割合を話す段階になって、
「物損の示談の際、この過失割合で納得しましたよね 」 と言われてしまってきちんとした治療費、慰謝料をもらえない可能性もあるからです。

一度決めた過失割合は動かしようがなくなってしまうので、物損の段階から慎重に判断しなければなりません。

交通事故の後処理では、結論を出すのを慌てる必要はありませよ。
わからない場合は、専門家に聞いてからでも遅くはないので、あいまいなまま話を進めないようにすることが大切だと思います。

保険会社が使えるのあればそちらを利用されるのが良いとは思います、
しかし全部丸投げでお願いするのではなく、
自分がどのような状況に置かれていて、何をすべきなのかを把握することも大切です。

交通事故治療についてはこちらをご覧ください。

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