むちうち症などのリスクを減らすシートベルト。非着用はこんなにこわい!

「万一の交通事故のとき、むちうち症など後遺障害を残さないためにできること」を
前回書きましたが。

そこで重要なシートベルトの着用について書きたいと思います。

最近ではシートベルトを着用せず走行するとブザーなどがなる乗用車も増えてまいりました。
2016年11月には、今後の製造される自動車には、運転席だけではなく助手席にもその機能を搭載することが義務付けられると発表されました。

そこで、
シートベルト着用率のもっとも低い
「後部座席」のシートベルト着用について少し調べてみました。

大阪府下の一般道路での後部座席シートベルト着用率は

なんとたったの 31.1%(平成27年警察庁・JAF調査)
実に3人に1人しか着用していないという現状です。

一般道路での後部座席のシートベルト着用率は、
他の座席の着用率と比べ著しく低いのです。

座席にシートベルトの装置が取り付けられている場合は、
後部座席でもシートベルトを着用しなければいけません。
タクシーやバスに乗車する場合にも、シートベルトを必ず着用しましょう!

シートベルトを着用しないと・・・
車内で全身を強打する可能性があります
交通事故の衝撃により、すさまじい力で前席や天井、ドア等にたたきつけられることになります。

仮に、時速60キロメートルで進んでいる車がコンクリート壁に激突した場合、
高さ約14メートルの高さ(ビルの10階くらい)から落ちるのと同じ衝撃を受けることになります。

また、シートベルト非着用の場合、車外に放り出される可能性があります
衝突の状況により、後部座席から車外に放り出されることがあります。
車外に放り出されると、路面に体をぶつけたり、後続車両にひかれることで、最悪の場合、命を落としてしまいます。

また後部座席のシートベルト非着用は
前席の人が被害を受ける可能性があります
衝突の勢いで後部座席の人が前方に投げ出されると、
前席の人はシートとハンドル等で挟まれ大けがをすることなどにより、
命を奪われることもあります。
後部座席の人が確実にシートベルトを着用することは、前席の人の命を守ることにも繋がっています。

動車乗車中のシートベルト(チャイルドシートを含む)着用有無別の致死率を見ると、
非着用の致死率は、 着用者の0.15%に対して約14倍の2.06%となっています。
部座席でシートベルトを着用しなかった場合の死亡率は、着用した場合の3・5倍という高い値です。

安全運転を心がけるうえで
シートベルトの着用は
万一の交通事故でむち打ち症や後遺障害のリスクを減らすために重要です。

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