前回記事で描きましたように3月は交通量が増加する時期です。
またそれに伴い交通事故も多発してしまう時期となっております。
渋滞に巻き込まれてどんなにイライラしても、焦るのは事故の元です。
どのような点に注意して運転すればいいか、安全に乗り切るため
①車間距離に注意しよう!
渋滞中はつい車間距離を詰めてしまいがちですが、これは大きな間違い。急いでいても必ず必要な距離を取るようにしましょう。
●渋滞の原因は車間距離の詰めすぎによるものである
車間距離を詰めすぎるとブレーキを踏む回数が増え、後続車も続けてブレーキを踏むことで
連鎖的に間隔が詰まっていき、最後尾付近では渋滞が発生します。
多くの渋滞はこれが原因で起こります。
道が混んでいるとついつい詰めたくなってしまいがちですが、
渋滞を解消するためには一台一台が十分な車間距離を空けることが必要です。
●追突を防ぐためには?
渋滞中は集中力が切れやすく、特に最後尾において追突事故が起こりやすくなります。
だらだらのろのろ運転で、つい前方への注意力が落ち、慌てて急ブレーキなどの経験がある方も多いのではないでしょうか?
この「急ブレーキ」が追突事故や玉突き事故の元なのです。
急ブレーキを踏まないように車間距離を取って事故を予防しましょう。
速度を出しているときに前方に渋滞が発生しているのを見つけたときには
急ブレーキをいきなり踏むのも大変危険です!
停止する場合はハザードランプを点灯させ、後続車に前方の渋滞を知らせると良いでしょう。
②道路交通情報をチェックしよう
事前に渋滞そのものを避けられればベストなんですが、いざ渋滞にはまってしまっても、どのくらいの距離と時間なのかが把握できれば少気持ちが楽になります。
●ラジオなどで渋滞情報をチェック!
眠気覚ましにもなったりもしますので、付けておくのとよいでしょう
●カーナビやアプリでチェック!
VICS(道路交通情報通信システム)受信機能のあるカーナビやアプリなどでも渋滞情報を確認することができます。
※上記2つの操作は、運転中は大変危険ですので、同乗者に操作をしてもらうか、停車時にセットするようにしましょう。
交通量の多い時こそ交通事故リスクは高くなります。
ドライブの際には時間と気持ちに余裕を持って行動しましょう。