~はちみつの効能③~

はちみつの効能 最終回です

●便秘に効果的な蜂蜜

便秘になると、腸に溜まった食べ物のカスが腐って、嫌な臭いのする有害物質が生じます。

これによって、おならがひんぱんに出るようになる上、臭いが強烈になります。

これらの有害物質には、発ガン性のある物質もありますし、神経に害を及ぼす成分もあり、頭痛・肩こり・腰痛を起こし、 老化を進めたり、成人病を引き起こす原因にもなります。

さらに体の表面では、肌荒れや吹き出物ができやすくなるという、女性にとっては深刻な被害をもたらします。

そこで登場する助っ人がハチミツです。

普段からハチミツを食べていれば、腸内環境が整えられ、便秘の解消と予防に効果的です。

●動脈硬化を防ぐ蜂蜜

動脈硬化を防いでくれる働きが蜂蜜にはあります。

蜂蜜に含まれるコリンは、血管を拡張させて血圧を下げる働きと、血管壁の悪玉コレステロールの沈着を防いでくれる働きがあります。

同じく、蜂蜜に含まれるカリウムは、塩分を摂りすぎて高くなったナトリウムのバランスを整えてくれます。

ナトリウムを摂りすぎると血液量が増え、血圧を上昇させてしまうのです。

これを事前に制御してくれるのがカリウムです。その結果、塩分の摂りすぎによる高血圧の予防につながります。

このコリンとカリウムの効果で、蜂蜜は動脈硬化を防いでくれるというわけです。

●疲労回復に効果的な蜂蜜

ハチミツは吸収が早く、すぐにエネルギーになってくれるという特徴があります。

ハチミツに含まれる糖分、ブドウ糖と果糖は、それ以上、分解する必要がないので短時間で身体に吸収されるのです。

スポーツをした後は、疲れた体を回復させる為に、いち早く運動によって消耗されたエネルギー、 水分、たんぱく質、ミネラル、ビタミン、カルシウムなどを摂取することが基本となっています。

スポーツの後に、蜂蜜入りのドリンクや蜂蜜漬けのレモンなどを摂取するのは、疲労回復に効果的だったというわけです。

※注意!

1歳未満の乳幼児には蜂蜜を食べさせないでください。

一般的には蜂蜜は、ボツリヌス菌の芽胞が混入している危険があるといわれ、 厚労省では1歳未満の乳児にハチミツを食べさせないようにと指導しています。

ボツリヌス菌の芽胞は土壌や空気中などに広く分布しており、酸性に保たれている大人の消化器官の中では発芽しませんが、

消化器官の発育や抵抗力が弱い新生児では発芽し、乳児ボツリヌス症を発症させることがあります。

まだまだ書ききれないくらいの効能がハチミツには確認されています。

美味しくて健康にいいハチミツ。

ハチは怖いけどハチミツは大好きな緒方でした。

よかったらシェアしてね!
目次
閉じる