今日は「リスフラン関節」とはどういうものかご説明させていただきます。
交通事故はもちろん
運動や、ちょっとした怪我でも痛めてしまう事がありますので
知っておいて損はないと思いますよ。
リスフラン関節は足の甲の中央付近にある関節です。
足の5本の骨と
積み木のように細かい骨で組み合わさった
井桁のような構造をしています。
足のいろんな動きを支える部分です。
足の縦アーチの中心近くにあり、体重の負荷により強い力を受けます。
特に扁平足、外反母趾になると足のアーチが下がりますので変形、痛みが出る方が多いです。
リスフラン関節は5本の中足骨と楔状骨、立方骨の間にあります。
リスフランはナポレオン時代にフランスの医師リスフラン (1790 – 1847) が記載してから呼ばれているのです。
リスフラン関節症はリスフラン関節の変形性関節症で、外傷 (事故等の怪我)で発生する場合と、扁平足、外反母趾などに伴いより徐々に発生する事があります。どちらも、リスフラン関節の痛みや、骨の一部が隆起して靴に当たって痛みが出る事があります。
外傷後のリスフラン関節症は整形外科医に良く知られていますが、慢性的な例は知られていません。
当院は交通事故治療を得意としています。