前回ご紹介したあおり運転の厳罰化。
今回の道交法改定でクローズアップされてテレビやネットの記事でも大きく紹介されています。
その他にも改定された内容があることはご存知でしょうか?
今回は75歳以上の免許更新についての変更点をご紹介させていただきます。
この改定で高齢者対策が公布から約2年以内をめどに実施されるそうです。
昨年のGWに渋谷で高齢者ドライバーの踏み間違えによる暴走事故で、尊い命が失われました。
年々75歳以上の高齢者ドライバ―による死傷事故は増加傾向にあり、約10年前より約2倍の事故件数となっております。
【今回の変更点①】
■変更前
更新時に認知機能検査と高齢者講習の2点が必要でした。
■変更後
一定の違反歴のあるドライバーに対し、「実車指導」である実施運転技能検査が追加されました
【今回の変更点②】
車が生活の足となっている場合もあり、「第三の選択肢」としてサポカー限定免許を新設
サポカーはペダル踏み間違え時の急加速防止装置など先進安全技術を搭載した車の総称で、限定免許の対象車種は今後の技術の実用化を踏まえて決定
高齢者ドライバーの交通事故は社会問題ともなってきております。
自分は大丈夫、と思う方も多くいらっしゃいます。
ご家族のサポートなども必要田と思います。
今回の法改定で、高齢者ドライバーの交通事故が減ることを願います。